法律の運用ということについて
法律の運用ということについて

刑事訴訟法という法律とはどういうものか

刑事訴訟法という言葉を一度は聞いたことがある人もいるかと思います。法律問題は、大きく刑事と民事に分けることができます。これらのうち、刑事訴訟や捜査に関する手続きについて定めた法律が刑事訴訟法です。この法律の目的は、真実の発見と適正手続の保障です。つまり、本当にそのような犯罪事実があったのか否かを追求すると同時に、適正手続きを保障することにより人権侵害を防止しなければならないのです。

歴史的に見てみも、自白の強要、拷問、証拠の隠蔽、違法な捜査等により冤罪が発生してきた例は言うまでもありません。そのような事態を避けるために刑事訴訟法があるのです。したがって、その内容においても、逮捕や捜査・押収、勾留には令状が必要とされたり、弁護士を選任する権利が与えられたり等、被疑者や被告人の人権を保障するための種々の条文が規定されています。

しかしながら、現状における刑事司法は、人権保障よりも真実発見に重きが置かれ、被疑者や被告人の人権保障は十分に図られていない状況にあります。そのような状況から、現代でも冤罪が発生しています。取り調べの全面可視化も弁護士会などから叫ばれていますが未だに実現には至っていません。刑事司法に関する課題は山積されていると言えます。


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